21世紀の街づくりを目指して -泉ガーデン-

アーバンコリドール夜景

アーバンコリドール夜景
photo by Tsukasa Aoki

アーバンコリドールと低層部分

アーバンコリドールと低層部分
photo by Tsukasa Aoki

タワーから見る日没

タワーから見る日没
photo by Tsukasa Aoki

街のにおいを残して

山側の旧住友会館の庭園をできる限り残して低層の美術館とともに公開し、山側の容積を新駅に隣接した谷側に移転することで、敷地の自然を残しながら賑わいの創造を目論んだ。

また、元の敷地の起伏を残し、地下鉄駅の改札口を最下層レベルに設けて、改札口には自然光が入る安全で魅力的なアプローチが用意された。

さらにタワーは地上から5層分持ち上げ、道路の喧騒を避けた高さにおちついたオフィスロビーを、その下にはレストランやホテルなどを配置して都市的な賑わいを展開した。

シャトルエレベーターシステムとフライングアトリウム

地下鉄新駅と7階、24階のエントランスを直接結ぶ75人乗りのシャトルエレベーターを用意し、あたかも100m級のビルが縦積みされたようにして、ローカルエレベーターをミニマムに抑えた。

周辺の喧騒を避けて空中に設けた7階、24階のフライングアトリウムは街に向かって開放される。

ボイドコア

基準階はコア中央部に外部空間「ボイドコア」を設け、排気ルートとするとともに将来の変更に即応できるスペースを確保した。

このボイドコアの四周にはプランとは無関係に理想的な形で耐震要素を敷設でき、オフィス外周部の柱をミニマムに抑えて、窓周り16mスパンという超高層の眺望の利を生かした平面計画が可能となった。

ボイドコア

呼吸する光の壁:外装カーテンウォールの計画

眺望確保のため、外装は床から天井上までの開口とし、サッシをミニマムに抑えた外リブガラススティフナーのカーテンウォールとした。

家具等の衝突と恐怖感解消のために設けられた手摺の中には軸流ファンを仕込んで、手前のロールスクリーンと組み合わせて室内空気を床部から天井スリットに排気するエアーフローとして外部負荷を抑えた。ミニマムに抑えた膳板部にはスリットが切ってあって、カーテンウォールスリット部からの自然換気を可能としている。

櫻井潔(日建設計)

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